「サーフィン始めてみたいな」と思う人は多いと思いますが、周りにやっている人がいなかったり、何処でやるかもわからない等、なかなかハードルが高いですよね。まあまずは、スクールに入り何度か体験してみるのが一番良いと思います。いきなりボードやウエットスーツそろえると、最低でも10万円以上かかり、続けられるのか?気になりますからね。
話は変わり、とりあえず車もあるし(レンタカーやカーシェアでも可能)、道具も何とかそろえたので、一人で海に行ってみよう!という方へお勧めビーチです。サーフィン事情を調べていると「ローカル問題」というのが出てきます。「ローカル問題」が良い、悪いはさておき、ローカルが守っている大切な海というのがあります。「ここの海は波があるし、人も少ないから、ここでやろう」と安易に海へ入るのは、危険なのでやめた方が良いです。ローカルの方が大切に守っている海で、事故などがあると入れなくなってしまうこともある為です。また慣れないうちは、人が少ない所に一人で行き、もしものことがあっても、だれも気付いてくれません。なるべくオープンなビーチへ行きましょう。オープンなビーチとは駐車場があり、波情報なども出ていて、サーフショップもあり、スクールも行われている海だと思います。
私が行ったことがある、関東周辺でオープンなビーチはまず「鵠沼海岸」です。ここは北風でオフショア、南西でオンショアになります。広い海岸ですが、常にサーファーが多く混雑しています。又波が上がると沖からいい波が割れ、これまた混雑します。プロの方なども入っていて、初心者からプロまでカオス状態になっていることも多いです。私がおすすめなのは海を見て左側、「江ノ島水族館」の前から左は比較的人も少なく、初心者の方にはいいと思います。スクールも頻繁に行われているので、ここでスクールを受ければ、一人でも来やすく、トイレもあり、海も遠浅なので安心できると思います。夏は海水浴規制になってしまいます。天気のいい朝一は、左にSUNRISE,右に富士山や箱根の山並みで、それだけで幸せになれます。
次に茨城県「大貫サンビーチ」です。風は北西がオフショアで南西がオンショアになります。ここも遠浅で、茨城の中では比較的波も穏やかです。やはりサーフショップも多いため、スクールも多く茨城天敵の北東風にも対応できるため、サーフィンできる日が多いのもいい所です。ちょっと遠いですがトイレもあり、有料シャワーや温泉施設も近くにあります。海を見てちょうど中央付近にテトラがあり、夏はそこから左が海水浴場になりますが、そちらでやることをお勧めします。そちらは「つるかめ」と呼ばれていて、右は「海の子」と呼ばれています。「つるかめ」は有料つるかめシャワー(2024現在使えなくなっています)が在った為で、「海の子」は有料駐車場「海の子」がある為だと思います。
最後は千葉の「片貝漁港」です。ここは北西がオフショア、こちらもショップも多く、スクールも多いと思います。やはり遠浅で隣の「片貝新艇」よりも波のサイズも下がり、人も少ないです。都心からのアクセスも良く、新艇側の駐車場にはトイレやシャワーもあります。「片貝新艇」は波が良いことから、中、上級者が多く、レベルも高いため、初心者のうちはいかない方が良いでしょう。
以上3か所をあげてみましたが、何処も、その時のコンディションでも状況は大きく変わる為、特に風が強い時(特にオンショア)、台風や低気圧が通過する時は状況をよく確認することが大事です。どこのポイントも朝一からお昼にかけては混雑気味で、お昼から夕方は比較的空いていることが多いため、時間に余裕がある方は、お昼過ぎを狙うのがベストでしょう!